人に対して問題を指摘するときに、そのまま指摘すると、ときに防御的反応を生んでしまいます。
これを回避する方法として、質問によって問題点に気がついてもらうというテクニックがあります。しかし、それでも質問の仕方が悪いとやはり防御的な反応を生んでしまいます。
わたしも仕事の中で、単純に気になったことを聞いただけなのに、すごい量の反論を受けたり、人を凹ませてしまうことが多くありました。
特に社会的勢力に差がある状態（上司と部下）だとこの兆候が顕著で、すごい気を使って質問していても、それが詰問っぽく聞こえてしまうことがあります。
特に私はコミュニケーションがあまりうまくないので、この領域でけっこう失敗をしておりずっと課題感を持っていました。
この本は、前向きな質問をすることで人間のクリエイティビティを引き出す方法について書かれていて、私としては非常に勇気をもらえる本でした。
『偉大な成果は、偉大な質問から始まる』
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もっとも効果的なコミュニケーションの方法とは、 二十パーセントの意見と八十パーセントの質問なんだ。
読書メモはほとんど取っていないですが、非常に印象に残った2フレーズでした。
