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左脳派に読んで欲しい「コンセプトの教科書」

本題とは関係ないが、最近日記を書いている。しかも手書きで。日々がめまぐるしすぎて、1日のことを全く思い出せないので、試しにそうしている。ちょっと前にデジタルでの日記も試したが、それはすぐに続かなくなってしまった。不思議なのだが、手書きだとわりと書きたいことがスラスラ出てくる。人間の脳はナゾが多い。このポストも手書きしたものをOCRで取り込んでデジタル化している。

さて、本題の「コンセプトの教科書」のレビュー。この本は、今年読んだ実用書の中で一番良いと言っても過言ではない。

ここ半年で、戦略、ブランディング、コンセプトといった一見違うような話を多く読んできた。しかし、突き詰めれば、自分たちは何を目指し、何をやるのか、逆に何をやらないのかということである。それを左脳的に言ったのが戦略、右脳的に言ったのがコンセプトやブランディングだと思う。こういった戦略の表現をうまく使い分けていくのがビジネスでは重要だと思う。

当然ながら組織が大きくなっていくにつれて右脳が重要になる。なぜならば、大多数の人間はロジックよりも感情で動くからである。

この話をみんな大好きキングダムで例えるならば、秦王嬴政と呂不韋の戦いで説明できる。作中では嬴政の中華続-こそが正しい道であり、呂不韋の資本主義的な思想は敗北したものとして描かれている。しかし、実際にはどちらが正しいなどはなく、どちらにも正義やロジックがある話である。

ではなぜ最後には、一番の則近であった昌平君をねがえらせるまでになったかといろとそれこてがコンセプトに力であると言える。人の心に響くコンセプトを作れなければ、人を集めるこてはできないのである。

このコンセプトの教科書はかなりわかりやすくコンセプトを上手につくる方法を解読している。

私もちょっと前までは左悩のみの人間でこういったデザイン的なものを毛願いしていたが右脳則を学びななり世界が広がった。特にこれからはスペックの優劣だけではモノが売れない時代である。ビジネスマンとしてコンセプト思考、ブランディン思考のようなもを身につける必要がある。そういった意味でも強くオススメしたい一冊である