読書ログ・書評
新版 すべては「前向き質問」でうまくいく 質問思考の技術/クエスチョン・シンキング作者:マリリー・G・アダムスディスカヴァー・トゥエンティワンAmazon 人に対して問題を指摘するときに、そのまま指摘すると、ときに防御的反応を生んでしまいます。 これ…
最高のコーチは、教えない。 (ディスカヴァー携書)作者:吉井理人ディスカヴァー・トゥエンティワンAmazon 著者の吉井さんは、この前優勝したWBCの投手コーチということで、ウェブメディアに記事が出ていたのを読んで興味を持ちました。コーチングという概念…
M&A経営論―ビジネスモデル革新の成功法則作者:宮原 博昭東洋経済新報社Amazon 学研の社長がM&Aによっていかに経営を立て直したかを書いた本。 学研は私の世代(1985年生まれ)だとギリギリ覚えているくらいの学習誌である「学習」と「科学」を発行してい…
鈴木敏文のCX(顧客体験)入門作者:鈴木 敏文プレジデント社Amazon トップコンビニチェーンであるセブンイレブンを作り上げた、鈴木敏文さんの「顧客体験」についての考えをまとめた本。 当たり前になっているコンビニでのおにぎり販売やATM設置もこの方の発案…
鈴木敏文 孤高日経BPAmazon 最近、戦後の小売・流通会社の歴史本を読んでいます。堤セゾン、中内ダイエーときて、こちらの伊藤・鈴木の7&iまで来ました。 前者の2社と異なる点として、鈴木敏文氏は創業者ではなくあとを継いだサラリーマン社長だということ。…
流通王 中内功とは何者だったのか作者:大塚英樹講談社Amazon ダイエー創業者の中内 功の、ダイエー創業からその終焉までの軌跡を懇意にしていた記者がまとめた一冊。めちゃくちゃおもしろかったです。 セゾンの堤さんが貴族階級なのに対して、中内さんは戦争…
セゾン 堤清二が見た未来作者:鈴木 哲也日経BPAmazon 無印良品、ファミリーマート、パルコ、西武百貨店、西友、ロフト、そして外食チェーンの吉野家ーー。 いずれも日々の生活でなじみのある企業であり、知名度の高いブランドだ。 これらの企業が、かつて同…
キーエンス解剖 最強企業のメカニズム作者:西岡 杏日経BPAmazon 言わずと知れた日本時価総額3位のキーエンスの強さについて取材した本。実はうちの会社の営業役員もキーエンス出身ということで気になって読みました。 この前読んだ「知識創造企業」の地で行…
知識創造企業作者:野中 郁次郎,竹内 弘高東洋経済新報社Amazon FootBall PRINCIPLESの中で紹介されていて、「サッカー選手が読む本じゃねえだろ」と気になって読みました。 初版はなんと日本がバブル崩壊で不況にあえぐ1996年(2020年に新装版が出版)。日本…
ライフネット生命の創業者である出口さんが、座右の書としているという「貞観政要」についてまとめた本です。 貞観政要とは、中国史上でもっとも国内が治まった時代と言われている「貞観」(中国の元号)の政要(政治の要点)をまとめた、色褪せないリーダー…
サッカーのチームづくりについて書かれた本なのですが、ビジネスにおける組織づくりや価値観の浸透などにも通じるところがあり面白かったです。
エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする作者:グレッグ・マキューンかんき出版Amazon 限りある時間の使い方 を読んだあとに、レコメンドで出てきて、それなりに読まれている本のようだったので読みました。 割と多くの本で言われている「本当に大事…
限りある時間の使い方作者:オリバー・バークマンかんき出版Amazon 多くの人にすすめられて読みました。良い本でした。 タイトルはいわゆるタイムマネジメント本のようですが、どちらかというと哲学書に近いなと思いました。私もそうでしたが、タイトルで毛嫌…
TAKE NOTES!――メモで、あなただけのアウトプットが自然にできるようになる作者:ズンク・アーレンス日経BPAmazon 驚異的な論文数を持つドイツの社会学者のメモ方法について解説した本です。その方法の名前がZettelkasten(ツェッテルカステン)と言います。 Z…
実はこんなにすごい再建の神様 二宮金次郎の言葉と仕事 (じっぴコンパクト)作者:長澤源夫実業之日本社Amazon 読んだきっかけ 会社の同僚である長谷川氏と2人で飲んている時に激推しいただいたので読みました。 twitter.com 感想・レビュー 二宮金次郎という…
決断の本質 ― プロセス志向の意思決定マネジメント ウォートン経営戦略シリーズ作者:マイケル・A・ロベルト英治出版Amazon 読んだきっかけ 最近、会社全体の意思決定の方法についてどういうプロセスが最適なのかということを考え始めました。事業数やプロダ…
リーダーの仮面――「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法作者:安藤 広大ダイヤモンド社Amazon 読んだきかっけ 「いちプレイヤー」から「マネージャー」に頭を切り替える思考法、というキャッチコピーに惹かれて買いました。 私自身、管…
悪魔の傾聴作者:中村淳彦飛鳥新社Amazon 読んだきっかけ 年々、自分の話ばかりしているなと感じることが多くなり、しかも、それがわかっていてもやめられないことにけっこう問題意識がありました。 しかし状況としては妻 / 子ども / 部下などなど、話をよく…
定着と離職のマネジメント「自ら変わり続ける組織」を実現する「計画的人材流動性」とは作者:曽和 利光ソシムAmazon 読んだきっかけ 会社を運営している人にとって、社員の離職というのは常に頭痛のタネになっていると思います。私はなっています。 なので、…
遅考術――じっくりトコトン考え抜くための「10のレッスン」作者:植原 亮ダイヤモンド社Amazon 読んだきっかけ 会社で役員をやっており自分の意思決定の影響範囲がそれなりに大きく、当然、失敗だったなと思う意思決定も多くあります。 失敗の原因を振り返っ…