戦略の実行について書かれた本です。
要約してしまうと、戦略を実行する際には以下のようにすればよいとのこと。
- フォーカス: 目標は1つか2つの重要なものに絞ること(WIG = Wildly Important Goal)、これには期限をつけること
- 先行指標: WIGを動かすことのできるコントロール可能な先行指標を設定すること、これはできれば実行者が考える
- スコアボードをつくる: 2が一目でわかるスコアボードを作成すること
- アカウンタビリティ: 3の進捗を実行するメンバーが定期的に報告するリズムをつくること
1と2については割と語られることが多く、それっぽいことやっている組織・チームは多いと思います。個人としてもなんとなくは意識しており、まあそうだよねという感じ。3,4について自分の中ではかなり新しい概念で大変大きな学びとなりました。
話としてはシンプルなので飛ばし飛ばし読んでも大枠の理論は理解できるし、すぐに現場で活かせる知識が得られる良著だと思います!